JHFレポートより引用 (203号)
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最終更新日:2014/08/03
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すべてのパイロットが再確認すべきこと
最近のアクシデントの傾向と今回のSIVトレーニングから、確認頂きたい知識と技術を6点ほどあげてみます。
ピッチング・ローリング
ブレークコードによる加速・減速のタイミングを理解すること。
潰れのパターンを整理
前縁だけの潰れなのか、クラパットを起こしているか早い判断をできること。クラパットの場合は翼端のラインを引き込むことでで翼をオープンさせる。
フルストール
コントロールできていないスパイラルダイブからの体勢の回復。フルストールは様々な状況からのリセットの意味。 翼とパイロットのポジションに注意し、フルストールからの回復は少しずつブレークコードを戻していくこと。
ツイスト
ライザーのクロスしている部分より上(翼寄り)を握り、開くことで通常状態へ回復させること。最近のアクシデントでは片翼(50%以上)潰れからツイストしてしまい、コントロールできないスパイラルダイブへ入るということが報告されている。
レスキューパラシュート
パラシュートを開傘し着水(地)の後、風をはらんでしまうことで引きずられてしまう。 (山沈などで木にかかってしまった場合以外では)フリーフライトでレスキューパラシュートを投げなくてはいけない場面では、たいてい風もそれなりに吹いている時が多く、着地後もパラシュートの処理をどのようにするべきか方法を知ることは必要。
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