2つのライセンス発行団体 (JHF と JPA)
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パラグライダーのライセンスは、通称「パイロット証」と呼ばれていますが、これを発行している団体が日本には2つ存在します。
JHF
古くからある団体が、「社団法人 日本ハング・パラグライディング連盟」、略称をJHFと言います。 JHFは公益社団法人ですし、国際航空連盟(FAI)のハング・パラグライディング委員会(CIVL)に日本代表を送り込んでいる団体です。
JPA
2003年からスタートした新しい団体が、「NPO法人・日本パラグライダー連盟」、略称JPAです。 こちらに属しているパラグライダースクールも沢山あります。
何で二つあるのか?
いろいろ大人の事情があって、このようになってしまいました。 双方、いろいろ言い分があると思いますが、日本のパラグライダーにとって良いことは何もありません。
統一しようよ!
スクールに通っている生徒たちが目指しているのは、多くの場合、「ライセンス」です。 パラグライダーを一生楽しもうと考えている人って、実は少数派です。 多くの人にとって、人生の一時期の目標になっているのが「パラグライダーのライセンス」なのです。
簡単に言ってみれば、パラグライダースクールが売っている一番の商品が、「パイロット証」なのです。 団体が2つなってしまったので、パラグライダースクールが売っている主力商品(=パイロット証)の価値が大きく下がってしまいました。 これではパラグライダー人口が増えるわけありません。
スクールを経営されている方々は、「多くのお客さんは何を期待しているのか?」という視点で考えてみていただきたいと思います。 パラグライダーが上手くなりたい。。。という気持ちももちろんあります。 でも本音で聞くと、「パイロット証が欲しい」という人も、もの凄く多いのです。
いまからでも遅くないので、せめてライセンスだけでも統一して頂きたいと、切に願っています。
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