サーファーが発明した、「Soloshot」という装置を試してみました。
マッチ箱ぐらいの送信機と、オレンジ色の受信機でセットになっています。 送信機は被写体(例えばサーファー)に取り付け、受信機にはビデオカメラを取り付けます。 受信機は、常に送信機を追いかけて向きを変えていくので、サーフィンの様子を撮ることができる、という優れものの装置です。
秋にやってくる小学校の運動会で、子供の写真を撮るのが結構大変です。 時には、間違えて他人の子供を撮影してしまうことすらあります。 そこで、子供に送信機を持たせたら自動追従できるのではないか? と思いました。
近所の公園で実験してみたのですが、「運動会の撮影には使えない」という残念な結果になりました。
運動会では、50~10mぐらいの距離での撮影になると思います。 GPSが良く受信できるように、周りが開けた講演で実験したのですが、撮影距離が近いときは精度が悪いのです。 送信機とは全く別の方向を向いてしまうことが良くあります。
もっと致命的な問題点は、撮影場所が変わるたびに、電源を入れ直して位置登録をやり直さなければならないことです。 運動会では、競技毎に撮影場所が変わるので、毎回位置登録をやりなおすことになります。 ところが電源を入れてから作動するまで8分間ほど待たされるのです。 これではペアリングしている間に競技が終わってしまうでしょう。
サーフィンとから、乗馬とか、かなり離れた位置での撮影には使えるようです。
SoloshotのWebを見ると、自動ズームに対応した新バージョンのSoloshot2が発売予定になっています。
新バージョンでの改善を期待。。。できるかな?