欲しかった機能
中学生になった子供に持たせようと、ドコモのiPhone5sを購入しました。 夜中に使いっぱなしになるのが心配なので、「夜10時~朝6時までiPhoneを使えなくする」という機能が欲しくなり、いろいろと調べました。
ParentKitの使い心地
ParenetKitというアプリを使うと、子供のiPhoneを時間指定で制限できます。
このアプリ、インストールするのは子供に渡すiPhoneではありません。 親が使っている iPhoneにアプリをインストールします。 最初は、親のiPhoneアプリで新規アカウントを作ります。 子供のiPhoneでは、インターネットから「プロファイル」をダウンロードしてクリックすれば設定完了です。
親のiPhoneアプリ (ParentKit) でスケジュールを設定できます。 下の例では、日曜日の午後4時半~5時と、土曜日の4時~4時半までをスケジュール設定してみました。
この設定時間を外れるとParentKitのサーバから子供のiPhoneに指示が飛んで、子供のiPhoneは機能制限されます。
例えば上のように設定した場合、日曜日の午後5時を過ぎると、Safariや、YouTubeが使えなくなるのです。
上の写真は機能設定の前後でキャプチャーしたホーム画面です。 赤い矢印のアプリ(カメラ、AppStore,WetherNews。。。Safari)が、機能設定後に消えているのが解ると思います。
この状態でも、電話、メール、ミュージックなどの基本アプリは使い続けることができます。 タイマー設定とは関係なく、親のiPhoneを操作したタイミングで機能制限をかけたり、解除したりすることもできます。 また親のiPhoneとして複数を使うこともできるし、子供が増えてもそれぞれ制御可能です。 機能としては充分満足できました。
他のアプリ
ParentKit以外に、もっと別のアプリはないのでしょうか? 少し調べてみました。
i-フィルター
「i-フィルター」というアプリでも、Web経由で親が時間制限をかけられます。 曜日を指定して、30分刻みで動作禁止時間を設定できるのです
ところが残念なことに、ここで制限できるのは「i-フィルター」の動作時間だけなのです。 つまり、他の一般的なアプリ(ツイッターとかYouTubeとか)は設定とは関係なく24時間使えてしまうのです。
My Mobile Watchdog
やはり子供の携帯電話に時間制限をかけられる「My Mobile Watchdog」も試してみました。 残念ながら初期設定で携帯電話会社を設定する必要があります。 このとき日本の携帯電話会社(ドコモ、Au、ソフトバンク)を選択できないので、使えませんでした。
問題は値段
ParentKitが私の希望をかなえてくれる、唯一のアプリでした。問題は値段です。 ParentKitのダウンロードは無料なのですが、1週間経つと料金がかかります。 6ヶ月で2500円、1年契約で4000円なので、少し高いですね。 iOS8が出てくるので、それに類似の機能が入っている可能性もあり、すこし様子を見ています。