WordPressに対応したツール、ホームページビルダー18 (hpb18) を購入して使ってみました。 沢山テンプレートがついている割には値段が安いと思ったのです。 それこそ、テンプレートだけ使えれば元が取れる。。。みたいに考えて購入してみました。
WordPressのテンプレートを使ってサイトを作るところまでは良かったのですが、できあがったサイトをサーバに転送すると、猛烈に時間がかかります。
それはもう、PCがフリーズしてしまったのではないか? と思うような遅さです。
下では、サーバに送られたファイルのタイムスタンプを見てみました。 きっちり5分毎にファイルが一つ増えていることが解ります。
WordPressのインストールでは、全部でファイル数が1200ほど必要です。 一つのファイルを送るのに5分間なので、インストールが終わるまで100時間。。。丸5日かかることになります。
5日間も待っていられないので、WordPressは事前にインストールしておくことにしました。 サイト情報だけ転送すると、ファイル数は大幅に減って50個程度です。 それでも猛烈に遅くて、約4時間で転送が終了して、サーバ上でサイトが確認できました。 hbp18 は、ちゃんと動いているようです。
うーんこのままでは使えないですね。 何か解ったら、また報告することにします。
-追記(2014年4月13日)-
本日、この「5分間問題」を徹底的に検討しました。 サーバのFTPプログラムをvsftpdから変えてみたり、ポート設定を変えてみたり、暗号化対応してみたり、サーバのファイヤウォール設定を変えてみたり。。。。
わかったことを列挙すると、次のようになります。
- 1つのファイルのアップロードにきっちり5分(=300秒)かかる(ファイルサイズに関係無い)
- ダウンロードは高速で問題ない。
- ホームページビルダー18からのアップロード、あるいはホームページビルダー18に付属の「ファイル転送ツール」からのアップロードのときに問題が起きる。 (激遅になる)
- FTPサーバには関係ない(vsftpdでもproftpdでも同じ症状)。
- FTPサーバのポートアドレスにも関係無い。
- PASVモードでもアクティブモードでも、どちらでも同じ症状。
- アップロードにFTPツールを使うと問題ない(たとえばNextFTPなら数秒でアップロードが終わる)。
–ついに対策方法がわかりました–
いろいろ長く苦しんだのはサーバ側での原因を探していたのが敗因でした。 真の原因はパソコン側のファイヤーウォールにありました。 パソコンのセキュリティ用に使っている「スーパーセキュリティZero」の設定を変えたら、この「5分間問題」が解決しました!!
スーパーセキュリティZeroの設定変更点:
「ファイヤーウォールのルール」→「アダプタ/ゾーンのルール」で、サーバのIPアドレスを「信頼レベル=許可」で追加設定。
ホームページビルダー18とスーパーセキュリティZeroを組み合わせて使っていると、同じ罠にはまる可能性があります。
原因はわかりませんが、対策はわかりましたので参考になれば幸いです。。。