夏になると、快眠できないので困っていました。
夜寝ているとき、エアコンが切れると蒸し暑くなって目が覚めてしまいます。 かと言ってエアコンを付けっぱなしにすると、冷えすぎになるのか、翌朝調子が悪いのです。
これまでのエアコン
これまで寝室のエアコンは3台(三菱→シャープ→日立)と買い換えてきましたが、「夏になると熟睡できない」状態は変わりませんでした。 どのエアコンは、「On」になると冷えすぎ、「Off」になると蒸し暑い、これを夜中に繰り返すのです。 (私がとびっきり敏感なのかもしれませんが。。。)
今年はリフォームしたのを機会に、エアコンも最新型に買い換えることにしました。
買い換えたエアコン
東芝のGRDシリーズ(RAS-221GDR)というエアコンで、これまでと違って最高ランクの機種です。 他機種と比べて値段は高かったのですが、販売店(ヤマダ電機)のお勧めに従ってみました。
この機種だけは、デュアルコンプレッサーが付いていて、とっても「弱い」運転を続けることができる、というのが販売員さんのお勧め文句でした。 たしかにカタログを見ると、最小電力40Wで動き続けるのは東芝GDRシリーズだけのようです。
また再熱除湿が付いているので、冷房で下がった温度を設定温度まで加熱してから吹き出してくれるのも、ポイントと思いました。
買い換えた結果
今年の夏を乗り切った印象としては、除湿モードが非常に非常に良いです。これまでのエアコンのように、夜中に寒くなって目覚めることがありません。 暑かった今年の真夏ですが、グッスリと快眠する気分を、初めて味わいました。
再熱除湿では、一度下がった温度を再加熱してから供給するので電気代が心配でした。 これまで使ってきた範囲では、電気代も安いと思います。 真夏、マンションの6畳間で一晩中使って、リモコンに表示される電気代は一晩で20円ぐらいです。 (左の写真では、23円が表示されていました。)
リモコン表示の電気代は目安なのですが、この程度の電気代でグッスリと眠れるのあれば、充分安いです。
エアコンを使った後は、フィルターの自動清掃機能が作動して「カリカリ」という音が、かすかに聞こえます。 遠くで虫が鳴いているような、小さな音です。 これまで使っていた古いエアコンは、夜中にタイマーで動作が停止したときも自動清掃が始まってうるさかったのでした。 このエアコンは、早朝にタイマーで切れても問題ありません。
トラブル?
リビングに設置したエアコンは、トラブルがありました。 モードを切り替え(除湿→冷房)たときに、ときどき運転が止まってしまうのです。 あたかもエアコンは動いているように見えるのですが、冷気が出てこないのです。 これを修正するには、一度電源を切ってから入れ直すしかありませんでした。
それ以外の感想
このエアコンにはデュアルコンプレッサーだけでなく、「PM2.5対応の空気清浄機能」、「ピコイオン発生機能」、「空気の汚れをチェックするエアモニター」、「ecoモード」、「人がいるところに風をあてる快適気流」、「短時間で暖かくなるダッシュ暖房」、「ネット接続機能HEMS」。。。などの機能もついていました。 私にとって、これらの機能はどうでも良いので、全く必要ありません。
日本の電気メーカって、どうしてこういう余計な機能をてんこ盛りにするのでしょうか? デュアルコンプレッサー以外は要らないから、その分安くして貰った方が嬉しかったです。