通信モジュール ND-DC1を使ってみた

パイオニアの「楽ナビ」を付けたのですが、普段持ち歩いているiPhone5sでは渋滞情報を取得できないことが解りました。
iPhoneと「楽ナビ」はBluetoothつながっていて、ハンズフリーで通話は可能です。 しかし渋滞情報を取得するBluetoothは、プロファイル「DUN」を使うことになります。 なんと、iPhoneは「DUN」をサポートしていないのです。

いろいろ調べたのですが、ハンズフリー通話を実現しながらiPhone経由で渋滞情報を入手するのは不可能です。 結局、パイオニア純正の接続デバイス「ND-DC1」をネットで購入しました。

ND-DC1 パイオニア

大きさ

iPhoneと比べると、ND-DC1は小さいです。 少し大きめの「USBメモリー」といった感じです。

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中身は携帯電話

ND-DC1はデータ通信専用なので、通話機能はありません。 ですが中身は携帯電話と同等です。 下の写真のように、蓋を取ってみたらドコモのSIMカードが入っていました。

実売で2万円弱で売られていますが、この料金に3年間分の通信料金も含まれています。  ドコモとの契約とかは、全く必要ありません。

Docomo のSIMカードが入っていたND-DC1

車へ取り付け

グローブボックスの中にUSBケーブルが引き出されていました。 作業は、USBケーブルに、ND-DC1を接続すれば完了です。 ナビの設定で、「Smart loop」のユーザIDとパスワードを入力したら、使えるようになりました。

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 効果

これで渋滞情報を取得して、オレンジ色の矢印が表示されるようになりました。 かなり細い道路の情報も出ているし、走行してみると渋滞状況を正確に反映しているようです。 また 右上に、渋滞長さと時間がまとめて表示される場合もあります。

楽ナビに渋滞表示

地図データのアップデートもやってくれるので、めんどくさい作業が不要になりました。

元が取れるか?

2万円弱の出費を3年間(36ヶ月)で割り算すると、月あたり500円、ガソリン代であれば約3リットル分に相当する値段です。  もしも渋滞をちゃんと回避できるなら、燃費向上分で元が取れそうです。