子供の通う中学校は、「携帯電話持ち込み禁止」というのがルールです。 特別許可をもらって持ち込んでいる人もいるのですが、 できるならルールを守りたいと思いました。 遠方なので、帰宅が遅くなる夜は心配になります。
そこでAuの「あんしんGPS」を購入してみました。
Auショップで、新規契約として購入しました。 本体一括価格が6400円ほどで、これに契約事務手数料として3000円ぐらいが上乗せされました。 支払い総額は1万円近くになりましたが、毎月の使用料金は3円で、2年間使い続けることができます。
Auショップの説明によると、Au携帯を契約している必要は無く、ドコモやソフトバンクだけのユーザでも全く問題なく販売してくれるそうです。 ただし、あんしんGPSをコントロールする為には専用アプリが必要で、これが動くのはAuスマホ、iPhoneあるいはiPadになるようです。 私はAu契約の iPadと、ドコモ契約の iPhone5Sで使っています。
連続測位モード
連続測位モードを試してみました。 測位位置を3分間隔で10回送り、マップ上に自動表示するモードです。 あんしんGPSを持ってジョギングしながら連続測位したら、下の赤線で示すプロットができました。
赤線は、実際にジョギングしたルートをほぼ正確にトレースしています。 屋外なら、充分高い精度で測位できるようです。
GaraminなどのGPSデバイスは、1秒間隔で測位結果をメモリーに蓄積して、後にパソコンで読み出すことができます。 これに比較すると3分間という測位間隔は驚くほど長いです。 あんしんGPSは測位結果を携帯回線で送るので、消費電力を抑えるためにやむを得ないのでしょうか?
エリア通知モード
エリア通知モードを便利に使っています。 専用アプリで、半径500mぐらいの円形エリア(上では赤く囲まれた部分)を自由に設定できます。 この円形エリアに入ったり、円形エリアから出たとき、管理者設定されたアドレスにメールが飛んでくる機能です。
たとえば子供の中学校を円形エリアの中心に設定しておけば、朝子供が学校に近づいたとき、夕方子供が学校を出たとき、それぞれメールを受け取ることができます。 時間は結構アバウトで、4~5分遅れてからメールが来ることがあるようです。 それでも遠くの中学校に通わせている親としては、このメール通知が非常にありがたいです。 今では、あんしんGPSが手放せなくなっています。
電池の持ち
あんしんGPSのカタログには、「連続待ち受け時間 = 約380時間」と記載されています。 カタログ記載値の380時間を1日24時間で割り算すると、およそ2週間電池が持つという計算になります。
実際に使ってみると、この計算が大間違いであることが解ります。 エリア通知モードを、1日12時間設定して使っていますが、数日で電池が無くなってしまいます。
どのくらい電池は持つのでしょうか? 電池切れになる数時間前に、「電池残量通知」という件名でメールが飛んできます。 過去1ヶ月間で、このメールが飛んできた履歴を調べてみました。
- 電池残量通知メールが飛んできた日:
- 6月9日、13日、18日、22日、25日、28日、7月3日、7日、9日
1ヶ月間の総計で9回、メールが飛びました。
これから計算すると、平均約3.3日で電池がなくなるようです。 重さ33グラムと超軽量は素晴らしいですが、3日は短すぎです。 私としては、多少重くなっても良いから一週間電池を持たせてほしい、と思います。
次バージョンで、電池持ち時間の拡大を期待しています=> Auさんへ!